8本のバラ
- x Happy
- 5月31日
- 読了時間: 2分
イソッタと八本の薔薇
春のやわらかな陽射しが窓辺を照らす朝。
イソッタは花屋の前で立ち止まりました。
今日は大切な友人、美羽の誕生日です。
ショーウィンドウには色とりどりの薔薇が並んでいましたが、イソッタが選んだのは八本の淡いピンクの薔薇でした。
「八本には『感謝』という意味があるんですよ。」
花屋の店主が優しく教えてくれます。
イソッタは微笑みました。
「それなら、この花束にします。」
家に帰ると、白い便箋を取り出して手紙を書き始めました。
ライティング
美羽へ
お誕生日おめでとう。
今日はあなたに感謝の気持ちを伝えたくて、この薔薇を贈ります。
嬉しい時には一緒に笑ってくれて、 悲しい時にはそっと話を聞いてくれて、 本当にありがとう。
人生には晴れの日も雨の日もあるけれど、 あなたの優しさに何度も助けられてきました。
この八本の薔薇には「感謝」という意味が込められています。
これからの一年が、笑顔と幸せにあふれる素敵な時間になりますように。
いつもありがとう。
イソッタ
手紙を読み返したイソッタは、そっと薔薇の花束に添えました。
窓の外では春風が吹いています。
その風に揺れる花びらは、まるで「ありがとう」という言葉を運んでいるようでした。
そして遠くで誕生日を迎える友人の笑顔を思い浮かべながら、イソッタもまた幸せな気持ちになるのでした。

つづく
解説
薔薇には、本数ごとに込められた意味があると言われています。
1本 … 「あなただけ」
3本 … 「愛しています」
8本 … 「感謝します」
11本 … 「最愛の人」
12本 … 「私の恋人になってください」
24本 … 「一日中あなたを想っています」
50本 … 「永遠」
99本 … 「ずっと一緒に」
108本 … 「結婚してください」
女友達への誕生日なら、恋愛の意味が強すぎない
8本の薔薇(感謝) や
11本の薔薇(大切な人) が素敵ですね。
8本のバラをテーマにしました。
福司ケーキのお話のつづきとなってます。


